実は更新をしていない間に自動車事故を起こしてしましまいました。
我が愛車コペンが大破し全損になってしまった。
事故が発生から保険金の支払い、保険の更新までを記載します。
事故当日の夜、雨が少し降っていた。いつもは混んでいる首都高がなにげに車が少なく感じた。
渋滞も無くスムーズに運転したいたので、多分いつもよりスピードが出ていたかもしれない。
ただ、スピードが出ていると行っても60~80キロぐらいで走行していた。
右カーブにさしかかったので、ちょっとシフトダウンしてエンジンブレーキをかけてハンドルを右に切った。
セオリー通りにアウト イン アウトで・・・
すると・・・どアンダーが出て、スピンしようとしたのカウンターをあててアクセルを踏み込んだ。
がしかし、アクセルを踏んだ瞬間、モロスピンをしてしまった。
マジで、くるくる回った。多分2回転。そして壁に激突して止まった。
もちろん大破。運転席、助手席ともエアバッグが飛び出ていた。
掛けていたメガネも大破。
車が止まった所は、運が良く、ゼブラゾーンで後続の追突や通行の妨げにならなかったので大事故にはならなかった。
とりあえず、契約している保険会社(チューリッヒ)に電話した。
普段会社用のガラケーと私物のスマホの2台持ちなので、こういう時は大変役に立つ。
スマホで現在地を確認し、ガラケーで会話が出来た。
とりあえず、現状を報告した。チューリッヒからは「警察に連絡をして下さい」との事。
すかさず110番をした。
現場に到着するまで1時間ぐらいかかるとの事。
車に傘があったので、雨の中、首都高の道で傘を差して警察が来るのを待っている間、
さらし者状態で通過する車から視線を感じた。
しばらくすると、JAFが偶然通りかかった。JAFの方が気づいてくれて、
私の車の前に止め、事情を聞いてくれた。そして、一応危険だからといって発煙筒をたいてくれた。ありがたい。
そして去って行った。事故発生から1時間後、高速警備隊が到着した。
車内に入って色々書類を書かされた。そして、しばらくして警視庁高速道路交通警察隊が到着した。
てっきり警察が来ると思ったら違っていた。
後で調べて分かった事だが、首都高は警視庁高速道路交通警察隊が管轄だった。
免許証や自賠責保険証の確認をされ、色々とヒアリングされた。
「何キロぐらいで走行していましたか?」と聞いてきたので「60キロぐらい」と行ったら
「ココは40キロなんだけど」と・・・えっ!?と私は驚いた。そして「スミマセン」と
とりあえず書類にハンコを押して警視庁高速道路交通警察隊は行ってしまった。
残ったのは高速警備隊だった。
「ココに車を置いて置くと危ないから、近くのレッカーでパーキングエリアまで移動しましょう。」
とレッカー移動には距離に対して料金がかかると思い「チューリッヒ専属のロードサービスがきますので」と
断ったら、なんと「費用はかからないから。ココに置いて待っていると追突されて事故が発生すると大変だから」と。
「確かに」と思った。さらに、警備隊の人からレッカー移動するにあたり、「多少傷がつきますので、ご了承ください」と。
高速警備隊のレッカー車は前輪を浮かせて引っ張るタイプだった。
う~ん・・・悩んだ末に、後続車に巻き込まれて怪我をするよりいいか・・・
この時点では、コペンを保険料で修理して乗り続ける予定だった。
そして、問題なくサービスエリアに到着した。
しばらくすると、チューリッヒ専属のロードサービスが来た。見た目は中年男性1名だった。
「すみません。保険屋に聞いていた場所と違っていたので、遅れました」
「あぁ、自走不能ですね。」
(↑ちなみにこれは、後日修理工場で保管している写真)
とりあえず名刺をもらう。
「ん!?」
名刺の住所を見てみるとなんと、私のご近所さんではないか!
そう思いつつ何とかレッカー車の後ろに何とかのせた。
「貴重品など大事な荷物は必ず持って車から降ろしてください」と
「え!?」
これを家まで運ぶのは至難の業だった。はっきり言って別の車を手配しなければならないぐらいの満載だった。
理由は、「一時保管している間、
故障者なので、鍵が掛からなかったり、車上荒らしにあって盗難にあっても責任がとれません。」
そこで、その人に尋ねた、
「ここに記載してある住所に今からもって行くのですか?」と尋ねた。
すると、「はい」
おぉ!!なんという巡りあわせ。あとは同乗可能かどうかだが・・・無理は承知で聞いてみると、
「いいですよ」
超ラッキーだった。
その男性に感謝しながら、助手席に同乗して名刺の住所へ向かった。
道中、ホントに来た道をそのまま帰り、さらに上ったインターで降りた。
さらに、どんどん我が家に近づいて行くではないか。
そして、到着したところが、自分の家から直線距離200mだった。さすがに驚いた。
普段洗濯物を干していると、目の前に車やレッカー車が出入りする謎の施設があったが、まさかレッカー会社とは思わなかった。
心の中でガッツポーズをした。
2へ続く